高齢者のクリスマスレク|座ってできる題材と当日の進め方
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ご利用の前に
レクの内容は、季節を感じて楽しむための題材です。認知症の予防・改善や機能訓練など、医療・介護上の効果をうたうものではありません。
誤嚥・転倒などへの配慮は一般的な注意にとどまります。実施の可否や方法は、利用者の方の状態に合わせて各施設でご判断ください。
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12月のレクリエーションは、クリスマスを題材にすると、飾りや音楽で雰囲気を作りやすく、ふだんは参加が少ない方も加わりやすくなります。ここでは、介護施設で高齢者の方が座ったまま参加できるクリスマスのレクの題材と、当日の司会の進め方をまとめます。同じ時期の冬至の話題も、会話のきっかけに使えます。
座ってできるクリスマスレクの題材
クリスマスのレクは、体を大きく動かすものより、手元の作業や、音・会話を楽しむものを組み合わせると、多くの方が参加しやすくなります。
| 題材 | 内容 | 準備する物 | 気をつけること |
|---|---|---|---|
| ツリーの飾り付けリレー | テーブルの上の小さなツリーに、手渡しで回ってきた飾りを一人ずつ付けていく | 卓上のツリー、軽い飾り | 小さな飾りは口に入らない大きさの物を選ぶ |
| プレゼント回し | 音楽が流れている間に箱を隣へ回し、止まったときに持っている人が、箱の中のお題に答える | 箱、お題を書いたカード、音楽 | 回す速さを競わず、ゆっくり回すように声をかける |
| ベルの音あて | 職員がベルや鈴を鳴らし、何回鳴ったか、どの楽器の音かを当ててもらう | ベル、鈴、すず付きの飾り | 聞こえにくい方の席を音の近くにする |
| クリスマスカードづくり | 台紙に、シールや色紙でツリーや雪を貼り、家族や職員へのひと言を書く | 台紙、シール、色紙、のり、ペン | はさみを使うかどうかは、職員が場面を見て判断する |
| 冬至の話の時間 | 冬至の日や、かぼちゃを食べる風習について話し、思い出を聞く | 話題カード、かぼちゃの写真や絵 | 答えにくそうな方には、はい・いいえで答えられる聞き方にする |
冬至の話題を添える
クリスマスと同じ時期には、冬至もあります。国立天文台の暦要項によると、2026年の冬至は12月22日です。農林水産省の「おいしい和食のはなし」では、冬至は一年中で昼がいちばん短く、夜がいちばん長くなる日と紹介されています。
同じページでは、冬至には、かぼちゃ(別名:なんきん)をはじめ、にんじん、れんこん、かんてんなど、「ん」が重なる食材を食べるようになったと紹介されています。また、かぼちゃと小豆を一緒に炊いた「いとこ煮」も、昔から冬至によく食べられてきた料理の一つとされています。「家ではどんなかぼちゃ料理を作っていましたか」と聞くと、昔の暮らしの話が広がるきっかけになります。
当日の進め方
司会を担当する職員は、次の流れで進めると、はじめての方でも全体を見通しやすくなります。
- はじめのあいさつで、今日はクリスマスのレクであることと、無理なく参加してよいことを伝える
- クリスマスや冬至の話を短くして、季節の話題で場を温める
- ツリーの飾り付けリレーなど、全員が少しずつ参加できる題材から始める
- プレゼント回しやベルの音あてなど、皆で楽しむ題材に移る
- カードづくりなど、手元で落ち着いてできる作業で後半を過ごす
- 出来上がった物を皆で見せ合い、参加してくれたことへのお礼を伝えて終える
時間配分の例(合計45分)
あいさつと季節の話 10分 + 飾り付けリレー 10分 + プレゼント回し・音あて 10分 + カードづくり 10分 + 見せ合いと終わりのあいさつ 5分 = 45分
疲れの様子を見て、題材を1つ減らすなど、その日の様子に合わせて短くします。
おやつや食べ物を出すときの一般的な注意
クリスマスのレクでは、ケーキなどのおやつを楽しみにされる方も多いでしょう。食べ物を出すかどうか、どのような形で出すかは、利用者の方の食事の形態や状態を知る施設の判断で決めてください。
消費者庁のコラムは、餅による窒息を防ぐ食べ方として、小さく切り、食べやすい大きさにすること、食べる前にお茶や汁物などで喉を潤すこと、ゆっくりとよく噛んでから飲み込むこと、周りの人が食事の様子に注意を払い、見守ることを挙げています。レクの盛り上がりの中で食べるときも、会話を急がせず、食べる様子に目を配るようにしてください。
準備を早めに進めるために
12月は、クリスマスのほかにも年末の行事や壁面の掲示替えが重なります。題材の一覧、司会の流れ、カードの台紙などを11月のうちにそろえておくと、当日に慌てずにすみます。印刷物や進行の台本を一式で用意しておけば、担当する職員が替わっても同じように進められます。
よくある質問
座ったままできるクリスマスのレクには何がありますか?
ツリーの飾り付けリレー、プレゼント回し、ベルの音あて、クリスマスカードづくり、冬至の話の時間などがあります。手元の作業や、音・会話を楽しむものを組み合わせると参加しやすくなります。
2026年の冬至はいつですか?
国立天文台の暦要項によると、2026年の冬至は12月22日です。
冬至にかぼちゃを食べるのはなぜですか?
農林水産省の「おいしい和食のはなし」では、冬至には幸運を呼び込むために、かぼちゃ(別名:なんきん)をはじめ、「ん」が重なる食材を食べるようになったと紹介されています。
クリスマスのレクでおやつを出してもよいですか?
食べ物を出すかどうか、どのような形で出すかは、利用者の方の食事の形態や状態を知る施設の判断で決めてください。会話を急がせず、食べる様子に目を配るようにしてください。
出典
- かぼちゃを冬至に食べるワケは? 行事食に込められた先人の知恵(農林水産省・おいしい和食のはなし)
- 令和8年(2026)暦要項 二十四節気および雑節(国立天文台・令和7年2月3日発表)
- コラムVol.5 冬に増加する高齢者の事故に注意! ー 餅による窒息(消費者庁・みんなの消費安全ナビ)
出典の確認日:2026年10月13日
この記事は、公開日時点の一般的な情報です。レクの内容は医療・機能訓練の効果をうたうものではありません。実施の可否や安全への配慮は、利用者の方の状態に合わせて各施設でご判断ください。